Vol7【日本神話】イザナギの「禊(みそぎ)」
【日本神話】アマテラス誕生の瞬間!イザナギの「禊(みそぎ)」から始まった物語
黄泉(よみ)の国(現在の鳥取県)から、命からがら逃げ帰ってきたイザナギ。
イザナミとの約束を破ってしまった罪悪感、そして襲いかかる魔物たちや、イザナミとの激しい口論によって、彼の心と体はすっかり穢(けが)れてしまっていました。
この罪と穢れを清めるため、イザナギは日向(宮崎県)の橘の小戸にある阿波岐原(あわきはら)の川へと向かい、身を清めることにします。
〇 穢れを祓った「祓戸大神」の誕生
ここで登場し、イザナギの罪や穢れをすべて取り除いた神様が、**祓戸大神(はらえどのおおかみ)**です。
川に入って体をきれいに洗い流したイザナギは、続いて「顔」を清め始めました。ここから、日本の歴史を揺るがす重要な神様たちが次々と誕生します。
〇 顔を洗うたびに生まれた、偉大な三柱の神々
古事記には、そのドラマチックな瞬間がこのように記されています。
- まず、左目を洗うと…… そこから生まれたのが、天照大神(アマテラスオオミカミ)。
- 次に、右目を洗うと…… そこから生まれたのが、月讀命(ツクヨミノミコト)。
- 最後に、鼻を洗うと…… そこから生まれたのが、須佐之男命(スサノオノミコト)。
この三柱は「三貴子(みはしらのうずのみこ)」と呼ばれ、神々の中でも特に尊い存在とされています。
〇 ついに繋がった「アマテラス」への道のり
こうしてようやく、私たちがよく知る、伊勢神宮にお祀りされている天照大御神(アマテラス)の誕生へと行き着きました。
宇宙の始まりに現れた最初の神(天御中主:アメノミナカヌシ)の誕生から、このアマテラスの誕生まで、一体どれほど想像もつかないような長い歳月が流れたことでしょうか。神話の壮大なスケールに、改めてロマンを感じずにはいられません。
ちょっと変?!、まぁっいいか。
黄泉の国は現在の鳥取県、禊ぎ祓いは現在の宮崎県です。黄泉の国(鳥取県)から逃げて、遥か遠い宮崎県に辿り着くまで罪・穢れを纏った(まとった)ままだったのでしょうか?
本来は、直ぐ様祓いを行いたかったのではないかと皆さん思いませんか?
調べましたが、この疑問は解消されませんでした。
恐らく、天之鳥船(アめのトリフネ)を使って高速移動したのか、神話のストーリーを後々の天孫降臨の舞台に壮大に繋げるシナリオなのか、わかりません。