Vol3神様について(その1)造化三神
最初に現れた3柱(はしら)の神様(1番目〜3番目)
日本の神様について調べてみました。
皆さんは「日本の神様」と聞くと、誰を思い浮かべますか?
おそらく多くの方が、伊勢神宮に祀られている「アマテラスオオミカミ」、夫婦で日本の国土や八百万(やおよろず)の神様をお造りになった「イザナギ・イザナミ」、あるいは地元の身近な神社に祀られている神様を思い浮かべるのではないでしょうか。
また、断片的に「ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコト」や、「因幡の白うさぎ」の神話に登場する「大国主命(おおくにぬしのみこと/大黒様)」なら知っているよ、という方もおられると思います。
ここで、私は素朴な疑問を持ちました。
「じゃあ、この世で一番最初に現れた神様って誰なんだろう?」
「その神様から、アマテラスオオミカミへはどう繋がっていくの?」
神様たちの関係性(家系図)が気になって仕方がなくなったのです。
そこで、YouTubeで検索しまくりました(笑)。
『古事記』や『日本書紀』をベースに、多くの方が分かりやすく解説してくれている動画がたくさんあり、すっかり夢中になって視聴してしまいました。
そこで分かったのは、『古事記』と『日本書紀』ではストーリーが少し違うということです。
ざっくり言うと、次のような違いがあります。
- 『古事記』:国内向けの記録。当時の天皇の側近だった稗田阿礼(ひえだのあれ)が記憶していた「古い語り(誦習)」を書き起こした、日本最古の歴史書です。
- 『日本書紀』:海外(当時の中国など)向けの公式な記録。
これらは「どちらが正しいか」ではなく、「どちらのストーリーが好みか」という視点で楽しむのが良いなと感じました。ちなみに、私は人間味あふれるドラマが多い『古事記』のストーリーが大好きです。
それではさっそく、私が惹かれた『古事記』の記述をもとに、この世の始まりに現れた神様たちを順番にご紹介します!
🌌 天地開闢(てんちかいびゃく)〜最初に現れた三柱の神〜
この世の始まり(混沌とした宇宙のような状態)に、まず姿を現したのがこちらの神様たちです。
1.天御中主神(アメノミナカヌシノカミ):一番先にこの世に現れた、宇宙の中心を司る神様。
2.高御産巣日神(タカミムスビノカミ):2番目に現れた、万物を生み出す「創造」の力を秘めた神様。
3.神産巣日神(カミムスビノカミ):3番目に現れた、同じく「むすび(生産・生成)」を司る神様。
この三柱の神さまは、造化三神と呼ばれています。